九月の営業日の予定が下記カレンダーのように
決まりましたのでお知らせします
2日㈪は午前中お休みさせて頂き午後2時頃からの営業となります
6日㈮,13日㈮は午後3時迄の営業とさせて頂きます
土曜営業は 7日,14日とさせていただきます
2024年9月
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9時~12時 13時~17時
青の土曜日は16時まで
赤日はお休みさせていただきます
今回のモノマチでは初めての試みで革漉きに使うコバ漉機のナイフ交換を体験いただけるセミナー講習会を行います コバ漉機を持っているけどナイフ交換はまだしたことが無い方や交換したことは有るけどなんだかうまく漉けなくなってしまう方など もちろん コバ漉機の導入を考えているけど使えるか不安で悩んでいる方など革漉機に興味が有る方 マンツーマン(或いは2,3名のグループ)で 皮漉機を毎日手の一部のように扱う革漉職人がじっくりお教えいたします 現在YouTube等ではコバ漉機の裏ワザ的な使い方を教えるモノが氾濫しておりますが 今回の講習会では私ども皮漉職人が普段からしている基本中の基本の使い方を実際に体験して頂きます ナイフ交換を通して機械の調整の仕方や刃の研ぎ方、普段のメンテナンスの仕方を体験していただきます
講習会後はモノマチを手伝っていただく手縫いの縫製職人さんを交えて懇親会を行います プロの作り手さんと作り手としての疑問等々、意見を交わして下さい
最後に革漉きに使えるプレゼントをご用意しております
参加申し込みは弊社HP問い合わせフォーム https://kawasuki.jp/contact2/
にメッセージ欄にコバ漉機講習会参加希望とお書き頂き他必要事項を記入いただき送信してください
現在の革漉きで困っていることなどをお知らせいただければ対応策を検討いたします
– 記 –
日 時 5月24日㈮ 25日㈯ 17:00 集合 (17時半頃から19時位まで講習会を行いその後懇親会を21時位まで行います)
場 所 有限会社 浅原皮漉所 台東区三筋1-3-19 (店舗ID322 MAP:F2) 03-3851-1674 kawasuki@mnx.jp
定 員 各日一名(或いは2,3名のグループ)※人数が増えても講習時間は変わりません
料 金 ¥30,000- (1名)(2名の場合は¥50,000- 3名の場合は¥60,000-)※懇親会の費用も含みます
体験の際は 動きやすい汚れてもよい恰好でお越しください
今年も5月の第四週目 23日㈮24日㈯25日㈰に「モノマチナイン2024」が始まります!
弊社では今回も 手づくり革小物ワークショップ 「居皮屋」を開店いたします
縫わずに手軽につくれる革小物から 本格的な手縫いの体験まで初心者から経験者までがお楽しみいただけるメニューをご用意いたしました 居皮屋 名物 薄く漉いた革でつくる 「皮折鶴」 は、小さなお子様でも体験できます 今年も革選びと裁断はDown Town Gear[LEATHER]Masuda LEATHERさん(店舗ID365 MAP:F2)とのコラボで行い 弊社では革漉き、組立、磨き、手縫い を行い完成させていただきます 皮漉職人はもちろん 手縫いに関しては 弊社のお得意さんである革小物職人さんの手ほどきにより革選び 裁断 皮漉き 組立 磨き 手縫い(メニューによって変わってきます) と皮革製品の製造工程を 肩肘張らずに 楽しく革に触れながら体験いただきます
そして初めての試みで革漉きに使うコバ漉機のナイフ交換を体験いただけるセミナー講習会を行います コバ漉機を持っているけどナイフ交換はまだしたことが無い方や交換したことは有るけどなんだかうまく漉けなくなってしまう方など もちろん コバ漉機の導入を考えているけど使えるか不安で悩んでいる方など革漉機に興味が有る方 マンツーマン(或いは2,3名のグループ)で 皮漉機を毎日手の一部のように扱う革漉職人がじっくりお教えいたします 申込みの詳細は決まり次第こちらのHPにてお知らせさせていただきます
革小物製作を通して 革の魅力や 職人仕事の素晴らしさを感じていただけるイベントになるよう 職人一同 皆様のお越しを お待ちしております
例年ご好評いただきお待たせいただいたり、時間によりお待ち頂く人数によってはお断りさせて頂くことがございます 体験ご希望のお客様は是非早めのご来店をお待ちしております
あなたの 世界でひとつだけの逸品を つくりに『居皮屋』にお越しください。
– 記 –
日 時 5月24日㈮ 25日㈯ 26日㈰ 10:00 開店 17:00 閉店
(体験内容により16時最終受付) (革小物の制作体験は予約不要 / 随時参加OK 例年好評でお待ち頂く事がありますから早めのご来店おまちしております )
(コバ漉機のナイフ交換セミナーは要予約)
場 所 有限会社 浅原皮漉所 台東区三筋1-3-19 (店舗ID322 MAP:F2) 03-3851-1674 kawasuki@mnx.jp
体験の際は 動きやすい汚れてもよい恰好でお越しください
※ 『居革屋』は 雑司ヶ谷のバック屋さん「pelleteria」 さんが行っております
”革を使って遊べる空間” 革に触れて 革遊びをしながら楽しく
“革モノ” 作りを行うことで 革の素晴らしさや魅力を感じていただくという取り組みに 弊社が共感し名前の使用をお願いしたところ ご快諾いただき弊社では 『居皮屋』 として開催することとなりました
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2012年04月18日(水) in:
皮漉きについて
嬉しいお言葉
皮漉きは中間加工業の為 品物に完成した後のお客様の声をなかなか聞くことが出来ないのですが最近 二人のお客様からたいへん嬉しいお言葉を頂きましたのでここで 紹介させていただきます
まず お一人目は長野県安曇野
鞄のアトリエ ESPEDIENTE 高山様のお言葉です
『そんな浅原皮漉所さんの力を借りて初の“フルレザー仕立て”の名刺入れが完成した。
今までは自分個人、ひとりの力でやろうとしてきたけれど、一つの目標であったことが、まわりの人たちのおかげで、まわりの方の力を頂いて、一つの作品が完成していく。材料の仕入れ元もそうだけれども これからも大事にお付き合いしていきたい。』
NHK プロジェクトX 田口トモロヲ 風に読んで頂けると気分でます
お二人目は 芦屋の製本作家 I 田様のお言葉です
(弊社を紹介していただいたH田野様からお聞きしご本人には了解を得ておりませんので 本名は伏せます)
『カーフの平スキは今までの中で日本一!!』I 田様はフランスに漉きを依頼していたとお聞きしております
私どもは漉くという事でしか作り手の方々にお返しできませんがいつかは『世界一!!』と言っていただくようお二人の嬉しいお言葉に安んじることなく今後も精進してまいります
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2012年02月13日(月) in:
皮漉きについて
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2011年10月20日(木) in:
皮漉きについて
先日『取材協力』した記事が掲載された
ゴルフダイジェスト社刊『choice 10月号』が発売中です
ゴルフグローブの商品比較の企画で25種類のグローブの革の厚さ測定をいたしました
内容はぜひ買って見てくださいね
編集者の方は当初 より薄ければ良いグローブとの認識でしたが私が『薄いからと言って 切れてしまったり伸びてしまっては 意味がないですよね
薄くても 丈夫で しなやかで手になじむモノが良いのでは』と提言いたしました
薄いのが良いのであれば どんどん漉きに出していただければ良いのですが(笑)
もちろん 使う人が 使いやすいのが 一番だと思います
計測結果を見ても 最薄で0.36㍉ 最厚で0.54㍉と その差0.18㍉
たぶん 普通の人なら わからない誤差のような範囲だと思います
ただプロでもトッププロの方々は その違いが分かるようでスタート前にはめてもしっくりこなければ 使わず別の しっくりくるものを使うようです
そして いくらしっくりきたものでも 一日使うだけだそうです
そして 縫製する職人が変わっても違いがわかるプロもいるとの事でした
そこまで解るのなら グローブは15本目のギアとなるのでしょうね
私も計測時に指先で触って これはさっきより厚いとか 薄いとか
ほぼゲージでの計測結果と同じに解ったのですがゴルフは学生時代に打ちっぱなしで真横に飛ばす程度の腕でございます
まさか こんな企画のお手伝いをするとは思いませんでしたがトッププロを唸らせるような 漉きを施した究極のゴルフグローブを作る企画なんて 面白いですね!
一般ゴルファーにとって毎回グローブを替える訳にはいきませんからラウンド後にズボンのポケットに入れたまま
洗濯してしまったりキャディーバックのポケットに次回まで仕舞ったままにしないで野球のイチロー選手がグラブを扱うようにゴルフグローブも大切に扱って下さい
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2011年09月05日(月) in:
皮漉きについて
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2011年04月12日(火) in:
皮漉きについて
減った刃
コバ漉き機の刃が小さくなったので交換しました
刃の残りが20mm過ぎ位が交換のタイミングです
今回は残り17.5mmでした
上の物差しは『寸差し』で今でも長さを測る時に使ってます
当初は尺貫法に違和感がありましたが最近では慣れたのかメートル法から換算したりしています
ただ、薄さはメートル法使います
『尺』や『寸』等は体の部分の長さから出来たと聞いた事がありますがそんなところがしっくり馴染む訳なのかもしれませんね
交換の手順はまとめ次第UPいたします
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2011年03月04日(金) in:
皮漉きについて
ビヤ樽&ブランコ&簪
以前より機械の扱い方について書いてみようと思っておりましたがもしかしたら、皆さんがしている事と違い混乱してしまうかもと思いなかなか書けませんでしたがあくまで、私が父から教わり、続けてきて私なりに改良してきたことですのでそのことを御了承いただきお読みいただきたいと思います
また、部品等の呼び方も工房等によって違うと思いますので『こんな呼び方ですよ』とか『こんなやり方しています』等とお教えいただければ私としても、勉強になりますのでぜひ、御協力ください
まずは日々のメンテナンスについて書かせていただきます
まず、本体左側面後方上部の取手付ネジを後方に倒して弛め、歯先に気をつけてブランコと簪を左手で掴み後方へずらすと、押さえピンが外れて本体よりブランコと簪を取り出します
マイナスドライバーでビヤ樽の芯ピンの押さえネジを弛め、ブランコよりビヤ樽&芯ピンを外します
外した部品の漉きカスや油汚れをウエスで綺麗に拭き取ります
ビア樽の芯穴もウエスを細く撚って通して綺麗にします
綺麗なビア樽に芯ピンを取り付ける際に芯ピンの油溜まりの溝があるところへマシンオイル♯120を挿します
再びビア樽とブランコを取り付けマイナスネジをしっかりと締めます
ブランコと本体を支える本体のピン(前後2か所)とブランコのピン穴(前後2ヶ所)も綺麗にしてピン穴に油を挿します
簪の前後にも油を挿します
左手でブランコとビア樽の挿した簪を持って本体に取り付けます
この際、本体側のピンと、ブランコ側のピン穴がガタつかないように何度か動かしてみます
ガタつきがないところで、取手付ネジを締めます
バネをブランコに取り付けて組み立ては終了です
最初にバネを外す事を書き忘れました(笑)
機械を始動して、異音や異常な振動がないか確認して本体上面左後方のオームギアボックスの蓋をあけて歯車に油が付いて回ってるか確認し、少なければ挿し足します
本体上面中央前方の心棒への油挿し穴にも油を挿します
以上が私が毎日始業時にするメンテナンスです
使用頻度によりますが毎日ではなくても、週一回位行えば機械も喜んで働いてくれるでしょう
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2010年12月01日(水) in:
皮漉きについて
毎年何度か通りすがりの方が弊社の看板を見て『なんと?読むんですか?』と尋ねられることがあります
『あさはらかわすきしょ』とお答えすると『何をしているのですか?』とたいてい聞かれます
『革を薄くする仕事です』とお答えし目の前で実際に作業をしてみせると『こんな仕事があるのですか!』とほぼ言われます
『お財布お持ちですよね』と尋ね出されたお財布の漉き加工の部分をお教えすると皆様あまりの多さにびっくりされます
財布でもハンドバックでも多かれ少なかれ漉きの加工は施されております
表には出る事のない地味な作業ですが製品の出来を左右する大切な仕事であります
このHPで『皮漉き』のことをPRすべく今後充実させていくよう頑張ってまいります
末永くお付き合いいただければ幸いです!